上毛電気鉄道

今日は、上越線の「ELレトロみなかみ」号の撮影に出掛けました。当初は下り・上りとも撮影するつもりだったのですが、下りの撮影で満足してしまい、上りはパスして温泉に入ろうと言うことで、前橋の「ゆーゆ」に立ち寄りました。

駅から近く料金も安いし泉質も上々とあって、のんびり露天に入っていると、ここから前橋中央が近いのを思い出し、上毛電気鉄道に乗って、赤城から東武線で帰ることを思いつき、1時間ほど温泉を堪能した後、前橋中央駅へ

前橋中央鉄道の日記念で1000円のフリーパスがあると言うので、窓口で購入して昔、井の頭線で見たことのあるステンレスの電車に乗り込みます。
2両編成のワンマン運転で、なんでも自転車も持ち込みOKと言うので、自転車と乗り込む学生も居ますが、休日の昼下がりなのでガラガラです。

住宅地をかきわけるように列車は走り、駅間も比較的短く、地元密着型の地方鉄道です。なつかしいジョイント音を響かせて時折、バウンドするような揺れがあったりとまさにローカル線に乗っている感じがします。

折角のフリーパスなので、途中下車しようと、検車区のある大胡で下車しました。
最古の電車、デハ1を見たいなぁと思ったのですが、残念ながら庫の奥に入っているようで姿を拝むことは出来ませんでしたが、凸型機関車と貨車が展示されるように留置されていたので、これを見てきました。
凸型機関車

彼岸花が咲く線路を走るこの後、前橋中央行の列車が来るので駅先の踏切で撮影してから、次の西桐生行に乗ります。
この電車も乗客はまばらでした。

利用者は地元のお年寄りや学生で、車を利用できない人達が貴重な利用者と言う分けです。なんせ群馬県は自動車の保有率が高く、車社会ですからね。
車社会も便利ですが、車一辺倒だと少子化の世の中、将来に不安があると言うことで県も色々と公共交通機関を残そうと頑張っているようです。

大胡を出ると住宅地と言うより赤城山麓の郊外を走っている感じになり、ジョイント音を響かせ走り、赤城で東武線と接続です。
東武線との接続は良いようで、西桐生行から直ぐに東小泉行に連絡していて何人かの乗客が乗換えていきました。

西桐生駅赤城を出て渡良瀬川を渡ると桐生の街に入り、終点の西桐生に到着です。

駅舎はこれまたクラシックな佇まいです。
ココからJRの桐生駅までは350m程だそうです。

大胡で途中下車したので、ココまででフリーパス代は元を取りました。
後は乗って来た電車で、再び赤城まで戻り東武線の特急に乗換え北千住へ向かうだけです。
日が暮れようとしている中を2両編成の元井の頭線の電車が走り、10分ほどで赤城に到着。

3分の接続でりょうもう号の浅草行に接続です。今は携帯で特急券を帰るので便利になったものです。

群馬県には2つのローカル鉄道がありますが、じわじわと消えていくローカル鉄道を取り巻く環境を考え、乗って残そうローカル線じゃありませんが、時間があればこのように、微力ながら支援するのもいいかも知れませんね。

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