「きのくにや旅館」で温泉三昧して宿をチェックアウトします。着替え類は自宅へ宅急便で送り身軽?になってまずは、「芦之湯フラワーセンター」に向かいます。
「町営の温室と言うことで、「1年を通して色鮮やかな球根ベゴニアや華麗な洋ランのほか熱帯果樹や熱帯観葉植物が楽しめる植物園です」なんだそうで、花が好きな我が家(自分を除く)には最適な観光施設です。入場口で、フリーパスを見せると100円引きで、子供は土日は無料と言う嬉しい?価格設定です。
まだ9時半とあって、人影も少ないフラワーセンターですが、お陰でゆっくりと見物することができました。温室なので暖かいのもGoodです。
バナナやパイナップルなんかもあったりと、あまり花に興味がない自分でも楽しめました。
売店では、子供が観賞用のパイナップルの株が欲しいと言ってましたが、今日は電車なので無理と言うことで、代わりにエアープランツを買ってきました。
1時間程鑑賞した後、バスに乗り箱根と言ったら関所でしょ、と言うことで箱根関所前までバスで移動です。
今日は快晴で雲も無くていい天気です。坂をおり元箱根に差し掛かると富士山が見えます!
昨日は姿を拝めなかっただけに、見れて良かった。
ココもフリーパスで入場割引になりました。
江戸時代は江戸に向かったり、江戸から西に向かう際は通行手形が無いと通行出来なかった訳で、昔は人の移動も簡単では無かったんですよね。関所破りは罪が重かったと聞きますが箱根関所を預かっていた小田原藩は関所破り未遂の人間を道に迷ったとして処理していたそうです。
意外と箱根関所自体はこじんまりしていたので、想像と少し違いました。
箱根関所資料館も入場できるので、立ち寄ってみます。
自分的には、植物園よりこっちの方が興味あるので、順路を先に行く、家族と離れじっくりみさせて頂きました。
やっぱり富士山は日本の誇りでもあります。富士山の頂きに雪が積もったこういう光景は、世界中探してもナカナカ無いものです。
いやー絶景ですね。
公園内の200階段を下りて江戸時代に東海道に架けられていた石橋「芦川橋」を渡り、大きな芦ノ湖に泳ぐ大きな鯉を見たりして国道に戻ります。
小田原方向に向かう国道の上り車線は長い渋滞となっていました。
まあ観光シーズンで天気もいいので車も多い筈です。
我々は渋滞とは逆のバスに乗り、箱根町へ向かいます。さっきバスで降りた箱根関所前を過ぎて直ぐに到着です。まあ歩けない距離でも無いのですがフリーパスがありますからね
12時半を回っていたので、昼食と言うことでバス停近くのレストラン「トラウト」に入り、芦ノ湖名物?のワカザギとニジマスのフライが乗った芦ノ湖丼を注文しました。。味の方はまあまあかな。
魚のフライなので揚げ方さえ間違わなければ、揚げたてはホクホクして美味しいので、取り立てるほどでもありませんね。
子供が頼んだカレーうどんは、カレーがしっかりしていた感じでした。
芦ノ湖と言えば、海賊船と言うとで遊覧船で芦ノ湖を一周してくることにします。
遊覧船の終点である桃源台は昨日も行ってますから、単純に行って帰ってくるだけのクルーズです。
ちょうど13時10分発の船が間もなく出港すると言うので、これに飛び乗ります。最上部のデッキは混雑していたのでしの下のデッキに立って芦ノ湖を眺めながら元箱根へ向かいます。
10分ほどで元箱根港に到着して、団体客がかなり下船したので、上部デッキが空いたので移動してみました。
富士山も綺麗に見えて、少し早いけど紅葉も楽しめるのは良いのですが、結構寒いんです。特に日が雲に掛かってしまったりするとかなーりひんやりするので、後半はキャビンに入ることにしました。
桃源台には30分ほどで到着します。
ココには昨日も来たことだし、特に見るものも無いので、20分後に出る箱根町行の海賊船(乗ってきた船)に乗って戻ることにします。
帰りはずーっと暖かいキャビンで過ごしてました。
さてとりあえず、大所は見て回った訳で、早目に山を降りることにします。
ちょうど箱根町始発の箱根新道経由の小田原行バスがあるので、これで降りようとバス乗り場に行くと長い列が出来ていました。
国道経由のバスは渋滞しているようで、時間が掛かると言うので山を降りる人がこのバスに集中してきたようです。お陰で座ることが出来ず満員の路線バスに揺られて山を降りることに
それにしてもバスはかなりのスピードでカーブを曲がるので、立っているのが必死に成る程でした。
我々はこの先の風祭にある鈴廣の「かまぼこ博物館」に向かうのです。
バスは箱根湯本駅から5分ほどで風祭に到着します。バス停の目の前が博物館になっており、かまぼこ作りの実演を見れたり、工程のが紹介されていたりします。ココの一番のウリはかまぼこ作り体験なのですが、この日は既に満員御礼になっていました。
まあ工場で実際に職人さんがかまぼこを作っている様子が見られるし、日本酒とかまぼこのおつまもセット(350円)があるのでここで一服します。
帰りのロマンスカーまで時間があるので、隣の「かまごこの里」でおみやげ購入です。
こちらも結構試食が充実していて、美味しい「特上かまぼこ」とかを購入。
山を降りるバスが意外にもスムーズだったので、時間も余ったことなので、箱根地ビールが飲める売店で、生ビールに薩摩揚げで一服して時間潰して、電車で箱根湯本駅に戻ります。
駅構内の売店で最後?の買い物をして、17:48発の「はこね40号」に乗車です。行きはLSEでしたが、帰りは新型の「VSE」です。
残念ながら帰りも前展望は取れず、後展望の3列目1席と4列目の2席がなんとか取れたのですが、意外と3列目だと前(この場合列車後方)がほとんど見えません。
少し椅子からおしりを浮かすと見える程度で、VSEの場合は最前列か2列目(それも通路側)じゃないとダメですね。
車内販売はLSEではワゴン販売形式でしたが、VSEではデリバリー方式で、注文したコーヒーはガラスの洒落たカップに入れて運んできてくれました。
もう日も完全に暮れて夜になってしまい外の風景を楽しめませんが、過ぎ去る駅のホームの明かりを眺めながら新宿に向かいます。
1時間半で新宿です。帰りも遅れて3分遅れでの新宿到着となりました。
後はJR線に乗換えて、留守番しているネコが待っている自宅へと向かいました。
(おわり)
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