北斗星トラブル報道に思う

最後の運転まで残り僅か

最後の運転まで残り僅か

函館本線を走行していた臨時寝台特急「北斗星」で5号車のドアが走行中に開いて走行したトラブルがありました。

臨時停車した落部駅で車両点検と転落者がいないか確認作業をしたことで3時間半遅れで上野駅に到着しました。

上野駅で遅れて到着した乗客の様子を取材した番組を見ましたが、不満どころか遅れてラッキー的な笑顔の乗客ばかりでした。
本当は「不祥事続きのJR北海道に不満をぶちまける乗客」の絵が欲しかったんだろうなと。
意図せず遅れて喜ぶ絵で残念だったのでは?

最近の報道傾向は、弱い者には徹底的に、強い者には巻かれろ的な傾向が強く見られますからね。
まあ、今のテレビ業界は総バラエティーで芯の通った報道なんかありませんからね。

さて、今回のトラブルはJR北海道管内で発生しているからか?国交省から重大インシデントとして事故調が入ってます。
(でもこれが昭和の終わりまでだったらドア空き走行は当たり前だったけどね(笑))

最初は鉄道マニアの悪戯だと思ったのですが、走行中にドアコックを開いてドアが開けば非常制動が掛かります。

それが動作しないと言うことはその機構が動作しないようにしていたと考えるのが妥当です。
となれば、札幌運転所で運転整備中に車掌スイッチの復位忘れとかが発生したのでは?と思うのです。ちょうどドアが開いた車両はオハネフ25で車掌スイッチがある車両だったようですし・・・

なにせよ、JR北海道絡みでの事故となるとまだ変なマスコミが騒がなければ良いのですが・・・

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