燃油サーチャージを運賃に組み込むことでサーチャージの不透明さを解消して判りやすい運賃体系とすることで、LCCとの運賃比較を容易にする目的もあるようです。
運賃とサーチャージが別れていると支払い総額が判り難いずらく、航空会社によって運賃表示にサーチャージが含まれて案内するところと、支払いの段階でよやくサーチャージが別に加算される事が判る場合もあり、前から全て込みで表示するようにと消費者団体からも申し入れがあるほどです。
今回、カンタス航空が運賃に組み込んだ事で、すっきりした形になります。ただ航空運賃も昔のようにIATA運賃調整会議などを経て決めるような事は無く、一定範囲で航空会社が決められるゾーン制になっていることから、逆にサーチャージ分を運賃に反映しやすくなると言う利点もあります。
最近、燃料費も落ち着いて来ていることから、ゾーンの範囲内で吸収出来るとの判断があったのでしょう。
サーチャージの運賃への組み込みは、マレーシア航空(MH)やニュージーランド航空(NZ)なども実施しており、今後そのような動きが広がるのでは?と思います。
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