通勤電車で空港輸送

最近、京成電車に乗るとアクセス特急では無い、京成本線経由の特急に乗るとラッシュ時間外でも結構、混雑しています。
混雑の原因は、旅行者の荷物で通路が塞がってしまい、ドア付近に乗客が滞留してしまうのです。

海外旅行で荷物というとスーツケース、いわゆるキャリーケースが一般的です。老若男女、ガラガラと荷物を曳いて利用していますが、大型なケースだと幅が1.5人分以上はあります。
それをロングシートに座ってその前に置かれると、その隣に座るのも大変です。

何日分の旅行荷物なんだろうとそのケースに付いている日系キャリアのタグを見ると便名からホノルルからの帰国者。自分なら2週間分の荷物を入れる位の大きさです。
うーむよっぽど買い物したのか?

ロングシートは混雑時に威力を発揮しますが、こういう「荷物」が通路に置かれると、俄然収容力が落ちてしまいます。
沿線一般客から見れば、空港専用特急を利用しろと言いたくなるのですが、旅行者見れば、高いだけでメリットが少ない空港専用特急より安い一般列車の方で充分と言うことになるのでしょう。

通路を広く取った関空快速

通路を広く取った関空快速

関空のJRアクセス列車、関空快速では転換クロースシートですが、車内混雑を見越して座席が通常二人掛けシートが左右に並びますが、こちらは片側が一人掛けになっています。それでも通路にキャリーケースが置かれるとかなり手狭になります。

並走する南海線では空港急行が通勤車両で空港輸送を行っていますが、やはり同じような問題が発生しているで空港利用者と一般客との間でトラブルになったりするとも聞いています。

混雑緩和としてロングシートの片側を撤去すれば、なかり乗車スペースを作ることが出来ますが、着席定員が減りますし、空港アクセス以外の列車にも充当される訳ですから非現実的です。
途中駅での増解結と言う手もありますが、設備的な問題があるし、締切扱いも運用的にトラブルが起きそうだし・・・

なんか良い解決策があれば良いですが、なかなか難しい問題です。

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