環状線になった札幌市営電車

今回、札幌に行って一番変わったと思ったのは札幌市営電車(路面電車)が大通りとすすきの間が結ばれて環状線になったと言うことでした。

環状線になった札幌市営

環状線になった札幌市営電車


以前から環状線化の工事が進められていましたが昨年の12月に完成して環状線運転になりました。
この環状線完成によって市営電車の利用者は10%程増えたそうです。
利便性が向上したと言うことなんでしょうね。
今回延伸したのは約400m程の区間ですが約20億の費用が掛かったそうです。これが高いと見るか安いと見るか。
費用が高くなった理由の一つに、電車が歩道のすぐ横を走る「サイドリザベーション方式」を採用したことが上げられています。
歩道から直接電車に乗ることができるので便利な一方、軌道が道路の左右に別れることでコストが余計に掛かる事になります。

利用するとこのサイドリザベーション方式は結構便利です。道路の中央にで乗降する場合、道路を渡る手間が掛かりますが、バスの様に歩道から直接乗り降りが出来ます。

でも20億か・・・
そう考えると複雑ですねぇ
これからの高齢化社会を考えると必要なインフラ整備として割りきって他の路面電車でもこのよう様な改修が出来れば良いのですが、地方財政は逼迫してますから国もこういうインフラに力を入れて欲しいものです。

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