SWISS(LX/SWR/スイス国際航空)は2021年春からチューリッヒ発の欧州短距離、中距離線のエコノミークラスでの機内食サービスを有料化することを発表しました。
有料化がスタートするとエコノミークラスでは、ミネラルウォーターとSIWSSオリジナルのチョコレートについては引き続き無料で提供されますが、その他の飲料やスナック類は有償となり、現在提供されているスナック類のサービスが無くなります。
なお、ビジネスクラスについては今まで通りのサービスが継続されます。
SWISSは2003年にヨーロッパ域内線の機内サービスを有料化した事があります。当時アメリカ国内線で機内サービスの有料化が行われており、その流れで有料化されました。
欧州でも何社か追従する動きがありましたが、今ではLCCなどで機内サービスの有料化は自然な流れになっていますが、欧州ではあまり評判はよく有りませんでした。
2005年にSWISSがルフトハンザ傘下になったことをうけてサービス水準をルフトハンザと同等にするため、機内サービスが無料となりました。
今回の有料化はルフトハンザグループの決定によるもので、来春からSWISSの他、ルフトハンザやオーストリア航空でも同様に有料化を実施します。
価格や内容の詳細については今後発表される予定ですが、チューリッヒ発の長距離便で有料サービスしている特別アラカルトメニューの機内食がありますがこれらも含めて再構築される模様です。
このサービス変更はコロナ禍でのコスト削減や乗客と乗務員の接触回数を減らすことだと思いますが、ちょっと残念ではありますが、どういうメニューが提供されるか興味津々でもあります。
コメント