終列車繰り上げのままダイヤ改正へ

定期外利用者が激減のJR東日本の新幹線 鉄道
定期外利用者が激減したJR東日本の新幹線

JRを始めとした民鉄各社が緊急事態宣言による終電繰り上げ要請を受けて1月下旬から実施している終列車の時刻繰り上げをダイヤ改正前日の3月12日まで実施することを発表しています。

ダイヤ改正で元々、終列車の繰り上げを行う予定でしたので実質、前倒し実施になったようなものです。

緊急事態宣言の延長は3月7日までで、緊急事態宣言の期間繰り上げも可能性としてありますが、このコロナ禍では深夜時間帯の利用者は戻らないと見ているのでしょう。

それにJR東日本が発表した第三四半期決算はボロボロ。
なにせ鉄道収入が2020年度累計で前年同期の約4割減、定期外の1/3を占める新幹線の定期外収入なんか7割減ですから、経営陣としてはなんとしても費用を削減していこうという事になるでしょう。

終列車繰り上げ延長も、それで少しでも費用削減に寄与するならという事でしょう。

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