航空ジャーナリストの北島氏のBlogでANAが第一四半期で貨物売上が旅客売上を超えたとの記事をアップされてました。
このコロナ禍で旅客は激減した中、なんとか収入を確保しようと努力した結果なのでしょう。
なんせ今、成田空港から午前中に離陸していくANA機はB767やB777の貨物機が主体でANA Cargoの機体が連なります。
ライバル?の海運もコロナ禍で港湾荷役の遅延や船舶不足によりかなりパンパンでジャストインタイムが必要な貨物は航空を使うことから貨物運賃もダウンピングする必要が無く収益の底上げに寄与したのでは?と思っています。
一方、鉄道はと言うと、国鉄分割民営化の際に貨物輸送はJR貨物に、荷物輸送はJR旅客各社が継承しましたが、荷物輸送は宅配便に移っており新幹線を使った書類輸送を細々と行っていましたが、すでにサービスを終了しています。
このコロナ禍でガラガラになった列車を有効利用しようと、地方からの農海産物を都会へ輸送する実証実験を始めましたが、あくまでも実験の域を出ておらず収益になっていません。
ビジネスがリモートでも済むような時代になり今後、ビジネス需要も減りますからJRも荷物輸送を真剣に考えた方が良いような気もします。
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