津軽線存廃か?

津軽線の終着三厩駅 鉄道
津軽線の終着三厩駅

今年8月の豪雨で路盤流出など大規模な被害を受け運休が続くJR津軽線の蟹田~三厩間について、JR東日本盛岡支社長が廃止も含めて、県や沿線自治体と来年から協議を開始すると表明しました。

昨年の夏にこの区間に乗車しましたが、乗客の殆どは鉄道マニアで地元の用務客はほんの数名でした。
津軽海峡線への分岐を過ぎて新幹線の停車駅奥津軽いまべつ駅に隣接する津軽二股駅までの間は原生林の中を走り秘境的な場所を走ります。

終点の三厩駅も街外れにあってちょっと不便な感じです。
並行する県道もあるし、海岸沿いに国道もあって冬場の厳寒期を除けば道路状況は悪くなさそうです。

この区間の鉄路を復旧する費用と復旧後の収益を考えると、鉄路を残すのはかなり厳しいと言わざる得ません。
幸い?なことに北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅があることを考えると、蟹田(中小国)~三厩間はバス転換したほうが観光政策を考えると良いような気がします。

奥津軽いまべつ駅をハブとして竜飛岬や青函トンネル記念館、十三湖、津軽鉄道など奥津軽の観光地を巡るオンデマンドバスを代行バスとして組み合わせれば新たな観光需要も掘り起こせるのでは無いかなと。
ただ、自治体もJRも観光需要喚起に互いに協力する必要があるので費用を出し合う必要があります。観光需要を増やすことは新幹線も閏うことになるのでJRも悪い話では無いですしね。

この区間は何が何でも鉄路で残す必要性は無いのではと個人的に思っています。

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