JR東日本の定期旅客列車が走っている線区は完乗したと思っていたら、思わぬところに伏兵がいたのに気づいたのがこの夏。でもその時は行きたくても行けなかったのです。
良く冬になると休業する駅がありますが、そこは冬にしか行けない場所で、それが上越新幹線の越後湯沢~ガーラ湯沢間です。
ようやく1月にジジババ切符で訪れることが出来ました。
東京駅から乗車したガーラ湯沢行の「たにがわ」ですが、乗客の大半が訪日観光客と言うのにもびっくりです。聞こえて来る会話からタイや台湾などアジア勢に欧米もチラホラ。
装いからスキーを楽しもうと言う人と「雪」遊びをしようとする人が半々くらいな感じですね。なんせ新幹線直結ですから観光気分でも気軽に行けますからね。
ガーラ湯沢は元々保線設備だったところを駅としてそこからゴンドラで山上のスーキー場と直結すると言う画期的?な駅として1990年に開設されてかれこれ30年になります。
越後湯沢駅を出ると直ぐに本線から分岐してガーラ湯沢駅に滑り込みます。
終点なので行き止まりです。
改札口を出るとそこは「駅」というよりもうゲレンデのセンターハウスという感じです。
切符売り場よりリフト券売り場の方が大きいし(笑)
スキー客輸送がメインなので下り列車は午前中に集中しており、上り列車も午前中は数本で午後の帰り客の時間に合わせて運転されています。
今回はこの区間を乗るためだけの来訪でしたので30分後の上り列車に乗車しますが、改札も列車改札方式で発車の15分前まで自動改札機も閉まっており、改札が始まると一斉に「バッタン!」と音がして改札が開くのもなかなか面白かったです。
ガーラ湯沢~越後湯沢間は特定特急券区間で特急券が100円ですが、冬場は越後湯沢の街中を結ぶシャトルバスが頻発しているのでこの区間を乗る人は少ないですね。
今回は越後湯沢から六日町温泉に向うので寄りませんでしたが、湯沢温泉の山の湯ならガーラ湯沢駅から歩いて5分程度なので湯巡りにも使える駅です。でも冬場だけですが・・・
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