昨日のNHK番組は衝撃的でした。
うすうすは気がついていましたが、まさかあんなになっているなんて思ってもいませんでした。
福島の原発事故による放射能物質の拡散がこんな結果になるとは思ってもみませんでした。あの時、TVで釈明したズラの広報官が言っていた事はなんも根拠が無かった訳だったのです。
関東平野に降り注いだ放射能物質が雨に流され川に流れて河口付近に堆積してホットスポットを形成。砂地に住むゴカイ類に取り込まれ、それらを捕食する魚の体内で圧縮され高濃度になり、そして知らない間に人間へ・・・
東京湾と言えば、ハゼやキス、アナゴ、カレイ・・・それらを捕食するスズキやタチウオ、サバなどと、自然は食物連鎖で成り立っているわけですからその影響は計り得ないものになります。
江戸川や荒川河口の川底が福島原発沖と同じ高濃度汚染地域になり、今後さらに東京湾へ侵食し、それが半減期の30年間続く恐れがあると言うのです。
チェルノブイリでは今でも河川へ降り注いだ放射能物質の影響が続いているとも紹介されていました。同じ状況が日本でも起こりつつあるわけです。
考えてみれば、これまでのような放射能物質が拡散することは、初めてな事ですからデータも無い訳で、誰もが想像でしか語れない訳です。
一番不幸なのは、こういう情報が普段生活している我々一般人にはなかなか得られないと言うことです。
コメント
3.11以降に三番瀬で採ったあさりがその後のデータで汚染されている事が判った時点でもうダメだろうなぁとは思っていたのですが、番組のデータではご近所壊滅ですね。もうアサリもアナジャコもホンビノスもダメ。2年後はさらに、ハゼもカレイもアナゴもシロギスもスズキも…
では、それらを食べたらどうなるかというのもこれまたデータが無いから判らないんですよねぇ。毎日は食べないけど、釣りして時々食べたらどうなるのか?
もうじいさんの自分はどうなるのか?まだ若い子供たちはどうなるのか?
まあ、今回の番組で決定的になった事は一つだけ。
釣りをするなら、関東近海で釣ってきた魚は自分はどうでもいいけど他人にはあげてはいけないって事かな。
悲しいっすなぁ。
ホント 、組を見て悲しくなってしまいました
データが無いから食べるとどうなる?って言うことが皆目わからないと言うのが残念です。
放射能は無臭無色ですし、見た目では汚染されかどうかと見分けもつかないし・・・
釣りをして食すると言う楽しみを原発が奪ってしまった訳です。
今年の三番瀬は行けないかな