E103が本線復活

スイス在住の友人から、DB(ドイツ連邦鉄道)が博物館で保存していたE103電気機関車を動態復元し、本線の定期列車牽引をしていると話を聞きました。

E103と言えば、子供の頃西ドイツの高速列車としてライン川沿いを走る写真だか絵本を見て、凄いなぁと思ったことがあります。
TEEの花型牽引機として有名です。

ニュールンベルグにあるDB博物館で保存していた機関車を復活させて、ミュンヘンからニュールンベルグのIC列車を牽引しているとか
日本で言えば、博物館入りしたEF58が動態復元をして12系急行を牽引するようなものです。

欧州の鉄道は厳しい情勢ながら鉄道を愛する者の情熱は日本以上です。
それを支える鉄道趣味団体や保存ボランティアの力はホント羨ましいです。日本人には絶対真似できない事です。

ドイツで復活したE103がICを牽引する姿は是非見て見たいものです。

コメント

  1. スレタイ職人 より:

    DBの103系機関車はTEEラインゴルト牽引機で有名ですよね。
    向こうはラインゴルトで使っていた当時の客車も走られる様にして残っていて、
    時々DBも企画してチャーターツアーもやる様ですよ。

    それにしても機関車の方は、レストアするための部品がよく残っていたなと感心します。
    ストック用の部品は今ではもう大量生産が出来ないと思われますんで、
    一つ一つ手作りで部品を鋳出したんでしょうかね?

  2. TRAVAIR より:

    スレタイ職人さん、こんにちは

    電気機関車ですからSLと違って電気部品ばかりですから修理するにしろ作るにしてもかなり大変だったと思います。
    そうやって、一見無駄のようなことを地道に行うところがドイツらしいです。

    趣味に対すると言うか、鉄道に対すると言うのか、「鉄道魂」が日本とは違って素晴らしく感じます。

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