なんせ原油を積んだ73両のタンク車が暴走して街中で脱線して炎上したのですが、その破壊力は凄まじいものがあります。
現場から7キロ離れた駅?で乗務員交代の為に停車して、運転士が列車から離れた際に列車が動き出し暴走したそうですが、ブレーキが不完全だったのでしょう。
昔、国鉄の機関士から、貨物列車を運転していてタンク車の場合、油を満載していると、機関車が停車しても積荷の油が停車のショックで動き、それが順々に前に伝わりブレーキを掛けていた機関車が押されてしまい動いてしまうことがあり、コンテナ車よりタンク車の方が運転には神経を使うと聞きました。
北米の貨車は日本の何倍の大きさですし、その73両のタンク車の重量はかなりのものだったのでしょう、
交代の為、停車した際に機関車は停車したが、原油が動いて機関車の押し出してそのまま暴走、脱線してタンク車に引火し、大惨事になってしまったのも知れません。
脱線現場が街中だったことから、原油に引火した火でまるで町が燃えるようだったとインタビューされた人が答えていました。
アシアナ航空機の事故も悲惨ではありますが、この鉄道事故の方が深刻なような気がします。
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