先日、新小岩信号所を発車する1091レを小松陸橋から撮影した際にちょうど、空車のコンテナ車が続いていたので上から連結器を撮ってみました。
子供の頃は、こんなげんこつ状の連結器でよくも繋ぐことが出来るなぁと感心したものです。
日本では、鉄道開業当時は欧州式のネジ式連結器でしたが、後にアメリカから渡って来た自動連結器に置き換わって今に至ります。
この連結器は握り部分に遊び(隙間)があって、発車時の起動力を上手く逃がして小さな起動力でも重量のある列車を発車させる事が出来ます。
ただこの隙間によって発車時のショックは後ろに行くにつれて大きくなり、発車時に衝撃ともにガシャガシャガシャと連結器が音を立てて走り出すのが常で、特に貨物列車の最後尾に連結されていた車掌車はかなりの振動になったそうです。
それに比べて欧州のネジ式はそう言う衝撃が無くスムーズに発車します。
個人的に寝台車は自動連結器よりネジ式連結器にすれば乗り心地が格段に良くなったんですけどね~。
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