国土交通省は利用者が減少しているローカル線区の転換指針が公表され。この指針を見て、かなりの線区が該当するだろうなと思いました。
鉄道を維持するにはかなりの費用が掛かりますが、どこの自治体もそう財政に余裕はありません。
費用だけみたら安価なバスに転換されていくのは想像つきます。
確かに昼間にローカル線に乗れば利用者はマニア位で地元の人は朝夕の学生さん以外はあまり見かけることがなかったりします。並行する道路が整備されて車が移動手段なっている現在では、時間に制限がある鉄道を利用する人は少ないのは確かです。
さらに人口減、都会流出で地方から人が減ってますからなおさらです。
国鉄分割民営化に際して、多くのローカル線が切り捨てられましたが、今後は鉄道は減っていくことでしょう。
奇しくも今年は日本の鉄道開業150周年の節目ですが、ちょっと残念です。
でも本当に鉄道を無くしても良いのか?
ロシアの野蛮な奇行を受けたウクライナでは、鉄道を使って隣国に避難した人も多かったです。
鉄道にはいざという時に大量輸送が出来る役目もあるのです。
だから鉄道が狙われると言う話もありますが、日本も戦時中に鉄道連隊って言うのがありましたね。占領した地域の鉄道をいち早く復旧させて鉄道で兵隊や武器を輸送するって言う目的だった記憶があります。
個人的にはロシアに隣接する北海道なんかは有事に備えておいた方が良いと前か思ってますが、なかなかそういう議論にはならないのが残念です。
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